ホーム > 和の文化講座 > 和の文化講座 第1回

第1回 年中行事1 暦の伝来と年中行事のはじまり


和の文化講座について

トランプソフトでは25周年記念行事として 日本の文化を学ぶ講座が今年1年間行われています。 講座は2パートに分かれており、 講師から歴史や文化について教えていただく座学パートと 生け花で自然に触れたり、風呂敷を使った包む文化を学んだりといった 実際に手を動かして学ぶ実習パートがあります。 テーマは毎回異なるため、幅広く日本の文化を学ぶことができます。

第1回の講座では、 『暦や年中行事について』と 『風呂敷』について学びました。

暦や年中行事について

まず座学についてすが、 今回は暦の成り立ちから始まり時代に合わせて変遷していった様子や、 変遷していくうちにどのように年中行事が行われるようになったか、 旧暦での月の呼び方とその由来等幅広く学びました。

講座の中で一番記憶に残っているお話は、 『祭りやお祝いといった特別な日には、 両端が細くなっているお箸を使用する』というものです。 お箸の両端が細くなっている理由についてですが、 そもそも、祭りやお祝いは豊作を祈願するために 神様にお供えする行事だったそうです。 そのお供えした食事を神様が召され、 その後に人が頂くことによりご加護をいただけると考えられていたため、 片方を神様が使い、もう一方の端を人が使えるように お箸の両端が細くなっているそうです。

なぜこの話が一番記憶に残っているかというと 幼いころ、お正月に普段使っているお箸を食卓に並べたところ 母から「お正月用にお箸を用意しているからそちらを使いなさい」と 注意を受けたことがあるからです。 『いつも使ってるお箸でも食事は問題なくできるのに どうしてわざわざ別のお箸を使うのだろう?』と 毎年お正月がくるたびに疑問に思っていたのですが その由来がようやくわかり、 長年のわだかまりが解けすっきりしました。

風呂敷の使い方

実習では風呂敷で包み方を何種類か教えていただきました。 風呂敷の歴史や昔の使用方法等を学んだあと、 講師がお持ちになられたたくさんの風呂敷を それぞれ好きなものを選んで実習に入りました。 中には私物の風呂敷を持ってこられている方もいらっしゃいました。

柄や色の好みだけでなく、季節や用途、素材によって 風呂敷を選ぶ基準が変わるそうです。 また、風呂敷に屋号を書いて その風呂敷に商品を包んで持ち歩くことで 広告効果を狙ったとのことです。 スポンサーの名前が載ったユニフォームのようで 今も昔もやっていることは似ているんだと思うと なんだか親近感がわきました。

様々な包み方を教えていただいたのですが、 一番気に入ったのが、瓶を風呂敷で包むやり方です。 すごく簡単なのに、可愛らしくお洒落に仕上がるので もし今度お酒や飲み物をプレゼントする機会があれば、 相手に合った風呂敷を選んで包んで 風呂敷ごと一緒に渡してみるのも 面白いかもしれないと感じました。

講座を終えて

普段通りの生活していると、 季節を感じる余裕もなく あっという間に1年が過ぎてしまいます。 このように季節の行事を学ぶことにより 時間や季節の流れを意識することができ、 それによって心の余裕が生まれてくるように感じました。

講座内容

  • 暦の伝来と年中行事のはじまり
  • 風呂敷の使い方